Feelings日暮里整体院 -全身と内臓との深い関連性に着目し身体の内側から変える整体-

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体温と気温の関係とは??

豊かな四季がある日本では、特に気温と身体の関係性は大きな問題ですね。

多くの方が、冷え性や夏バテ、熱射病などの気温によっていろいろな不調に悩まされてもいます。

 

気温と身体のことを考えるときにまず知っておきたいこと。1931cd48c494ad2fee52e9906862edeb_s

 

それは、私たち恒温動物は、常に体温を一定に維持しているということ。

人間の体温はおよそ36.5〜37℃に保たれています。

基本的には外の温度(気温)より身体が熱い状態を維持しています。

 

モノやエネルギーは基本的には何も制約がなければ均等に拡散して均一になろうとする性質があります。

つまり、

気温より”熱い”私達は代謝で作った体温を、常に身体より”冷たい”環境に熱を放出して生きています。

 

生きるために最低限必要な代謝活動の内訳は、体温維持が70%、消化管活動が20%、そして随意筋活動が10%と言われています。

生きるための代謝活動の実に70%も費やしてまで体温を維持しているのです!!

 

変温動物は気温が下がっていくと、生き方(活動性)を下げて対応します。

 

私たちの身体は、夏や冬の過酷な温度変化の中でも、生きるために柔軟に変化を織り込んで体温を維持できるようになっています。

 

気温が低い冬と身体・冷え性

気温が低い時に試されるのは『熱を作って逃がさない代謝力』

 

image-kion2冬は気温が非常に低く、体温(37℃)との気温差が大きくなります。
そのため、身体でつくった熱がたくさん環境に奪われやすい環境です。

 

そうして身体から熱が奪われてしまうと、

→身体が硬くなる。

→血液などの体液も粘度が高くなって流れづらくなる。

 

そんな中で、体温を一定に保つために私達の身体はこんな機能を備えています。

 

①皮膚を閉じて、熱の放出を防ぐ→鳥肌が立つのは皮膚が閉まる時の現象

②熱を作るために代謝を上げる→冷やされないように代謝を高め身体の熱をたくさん作り出す

③交感神経を優位にして寒さから身を守る→筋肉も骨格(骨盤)も閉じてくる。血液もよどみやすくなる

 

冷え性の人はこの機能のどこかに弱いところや機能しない要素が潜んでいます。

 

冬に水をコンロにかけた場合を想像してみてください。

熱がどんどん寒い環境に奪われてしまうので、

水を沸かすためには、火を強くして(熱代謝を上げて)、鍋にフタ(皮膚を閉じる)をします。

 

例えば、
鍋にフタができないタイプの冷え性では

→せっかく作った熱が身体の中に維持できずに、体温がすぐに逃げてしまう

→内臓も”皮膚”の裏返しなので、内臓の代謝が落ちているとこうなりやすい

 

冬の宴会の翌日には、内臓疲労でこんなことを感じやすいですね。

食べ過ぎ・飲み過ぎの翌日は内臓が疲れて代謝が落ちているので、身体から熱がどんどん逃げてしまい、とても寒く感じます。

 

例えば、
熱をもっと作りたくても作れないタイプの冷え性では

→血液循環が悪くて、もっと火を強く燃やしたいのにできない

→消化器系が弱くて、エネルギー源が効率よく吸収できない

 

体質的なレベルで低調な方は、こんなことが見られます。

 

これを改善していくためには、

⭕️そもそもどうして消化器系が弱くなってしまうのか?

⭕️そもそもどうして血液循環が悪いままなのか?

 

こんな体質的な観点から見直して冷えづらい身体に変えていくことが大事です。

 

気温が高い夏と身体と代謝、そして夏バテ

一方、夏はとても暑くなります。

気温が高い時は冬とは逆に『熱を身体から発散する代謝力』が試されます。

 

温度が高いと身体は柔軟性が出て、血液などの体液も流れやすくなります。

一方、気温と体温の温度差が少ないので、熱が逃げていくどころか身体の中に籠りやすくなります。

 

身体は生きるために常に活動して常に熱が出てきます。image-kion1

 

この熱が身体の中に籠ってしまうと、オーバーヒートしてしまうのでとても危険です。

夏の外気温と体温が身体に籠ってオーバーヒートしてしまうのが”夏バテ”や”熱中症”です。

 

これに対して私達の身体はこんな機能を備えています。

 

①皮膚を開いて熱を放出しやすくする

②呼吸量を増やして吐く息からもどんどん放出する→犬なども暑いと下を出してハアハアしている

③汗で一気に多くの熱を身体の外に発散する

④体全体を弛ませて、籠らないようにする

 

水をコンロにかけた場合には、

どんどん蒸散させるためにフタを取る(皮膚を開く)、うちわであおいで冷ます、なるべく底が浅くて口が広い鍋に変える(身体を弛ませる)といった感じです。

 

夏にしたくなるのが冷たいものや冷たいもののがぶ飲みです。

 

例えば、冷たいモノが欲しくなるのは、、

→身体の中に熱が籠ってしまって熱いので、冷たいものを身体に入れて強制的に身体の中の熱を取る

 

例えば、水分をガブガブ飲むのは、、

→皮膚や呼吸から熱を捨てられる量では間に合わないので、汗を使って一気に熱を出そうとする

 

こんな方法に頼り切ってしまうと、身体が芯から冷えてむくんで、『熱を身体から発散する代謝力』がどんどん低下していきます。

身体の機能を見直して皮膚や呼吸などの熱の発散力を高めていくと、夏バテしない代謝力の高い身体に変わっていきます。

 

身体の作り替えをしっかりすることの大事

日本では特に夏(暖)と冬(寒)に備えて、”夏の身体”と”冬の身体”に180°ガラッと身体のシステムを作り替えています。

その時期が春と秋にあたります。

 

春は冬→夏・寒→暖 皮膚を開いて、身体を弛ませていく。

秋は夏→冬・暖→寒 皮膚を閉じて、身体を閉じていく。

 

自律神経やホルモン系などの要素もこれに伴ってガラッと変わります。

 

大切なのは自分の身体が本来持っている代謝力を高めるということ。

 

私自身も、冬は霜焼けと冷え性、夏は夏バテに毎年悩んでいたので、夏も冬も好きな季節ではありませんでした。

でも、身体を代謝力をキーワードに見直すことで、その両方とも克服できました。

 

身体は常に環境の中で揺らいでいて、常に適応しています。

この作り替えがしっかりできて、熱の処理がきちんとできる身体になると、今あなたが思っているより遥かに暑さにも寒さにも対応できることを感じられるようになるはずです。

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