Feelings日暮里整体院 -全身と内臓との深い関連性に着目し身体の内側から変える整体-

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”痛み”などの症状は炎症を起こしているサイン

炎症の「炎」がついている病名を考えてみたらいろいろ出てきます。

まず知っておきたいのは”症状”は、炎症を起こしているサインだということです。

 

例えば、風邪のときには鼻がグズグズしたり喉が痛くなりますよね。

これは鼻炎や扁桃腺炎などです。

鼻や喉などは慢性的に問題を抱えている人もたくさんいます。

 

”なんらかの原因や問題があって”身体に炎症が起きている、もしくは身体が炎症を起こしています。

 

胃が痛む胃炎や胃潰瘍なども炎症。

大腸の潰瘍は「潰瘍性大腸炎」と言われ自律神経などの問題も指摘されます。

が、これも”なんらかの原因や問題があって”の炎症です。

 

ガンも激しい炎症を起こす代表的な病気ですね。

腰痛や肩こりなどで感じる痛みや違和感も筋肉や靭帯などが傷ついて炎症が起こっている証拠です。

 

こうしてみると痛みや違和感、そしていわゆる病気にいたるまで身体の不調には”炎症”があります。

そしてそこには”炎症”を起こすなんらかの原因や問題が必ずあります。

 

私も小さい頃から「蓄膿症」(→鼻の炎症)、「中耳炎」(→耳の炎症)

にずっと悩まされてきましたが、どうすれば「炎症」がよくなるのかわかりませんでした。

 

だから、炎症を抑えるお薬を飲んだり、塗ったりすることになりがちです。

以前は炎症が慢性化してしまった扁桃腺は切って捨ててしまうことがよく行われていたようです。

 

そもそも”炎症”とはなんなのか?

「炎症」とは、身体の免疫反応]です。

 

「免疫」というとこんなイメージが強いかもしれません。

  • 入ってきた外敵と戦う→風邪などのウィルスなどに冒されないように働く
  • 非自己の排除→移植手術などで起こる拒絶反応

これも確かに【免疫】の働きです。

 

でも、もう少し広く捉えててみると、、

免疫」とは身体の中の[不良の細胞]と[老化した細胞]を壊して捨てる機能のこと

その時には必ず”破壊”が起こります。

ここに”炎症反応”が付いてきます。

 

つまり【免疫】は

身体を常に新しく正常な状態にするために、問題のある細胞や組織を一度壊して新しくしていく大事な機能です。

 

身体に[不良の細胞]や[老化した細胞]がある場合は常に”炎症”が起こってしまうともいえます。

 

アトピーなどのアレルギー疾患で炎症が起こるのも、身体に[不良の細胞]や[老化した細胞]が増えて新しくできない原因や問題が隠れていると考えられます。

 

細菌やウィルスに感染された細胞は免疫で捨てられる

細菌やウィルスに侵入されて、攻撃されたり住み着かれてしまった細胞は身体にとっては[不良の細胞]です。

[不良の細胞]だったから攻撃されやすかったとも言えると思います。

これらの細胞や挿組織は免疫(排除する)の対象になります。

 

風邪で熱が出るのは、ウィルスに冒された[不良の細胞]に免疫がはたらいて”炎症”が起こるからです。

 

身体を中心に状態を観てあげる場合には、

熱などの”症状”を薬などで抑えずに、できる限りその経過をしっかり観てあげることが大事です。

”症状”はつらいかもしれませんが、身体が免疫力で身体をきれいにしくれている大事な時だからです。

 

免疫力が落ちると身体のパトロールが行き届かず[不良の細胞][老化の細胞]が気づかずに放置され増えていきます。

当然のことながらこんな細胞や組織では代謝自体が落ちていきます。

ヘルペスや帯状発疹などが疲れた時に出やすいように、代謝が落ちればいろいろな問題が表面化してきます。

 

炎症が起こる本質的な問題は身体にある

炎症が起こる身体を中心にしたプロセスとは

代謝力=免疫力低下して老廃物が増える

         

不良の細胞][老化した細胞]が増える自分の身体の浄化のために”炎症”

         

細菌やウィルスが簡単に入り込んでくる乗っ取られた細胞ごと排除するために炎症

 

代謝のプロセスが滞ることで、身体には自然と”炎症”が起こりやすくなります。

 

異常に強力な細菌やウイルスに感染されるということは別にして、細胞の機能の低下や、老朽化は「老廃物」が溜まって起こります

老廃物を増やしてしまうのは日常生活のスタイルと密接なものばかりです。

  • 食べ過ぎ(物理的に入ってくる量が多すぎる)
  • 緊張体質(代謝で多くの老廃物が出る・血液がドロドロになる)
  • パソコン仕事・頭脳労働(血液が頭にばかり集まって全身の代謝が落ちる・緊張が続く)

 

人間らしすぎる生活スタイル頭の使いすぎが炎症体質を作り出します。

 

代謝力を作り出している内臓のために

食べ過ぎや冷たいもの・水分の取り過ぎを改める

自律神経やホルモン、血液循環など”生きるための”本質的な機能を高める

 

”炎症”の症状にだけ目を奪われずに身体を中心に見直すことで炎症体質から抜け出すことが可能になります。

 

 

*この文章は当院のコラム【身体が変わる視点】の中から、特に本質的な体質の問題にフォーカスしたものを加筆、改定して掲載しています。

ご興味のある方はコラムも読んでみてください。

当院のコラム【身体が変わる視点】はこちら▷▷▷

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