Feelings日暮里整体院 -全身と内臓との深い関連性に着目し身体の内側から変える整体-

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心身体の水分はリユース(再利用)が基本。

皆さんは水槽の水が汚れてしまったらどうしますか?

 

ひとつの方法は、水を新しい水に【入れ替える】ことです。

こうすればすぐに水槽の水はきれいになります。

 

もうひとつの方法は、濾過装置をつけて、水を【リユースする】ことです。

自然の中では常に後者のリユースが主です

 

私たちが水分を取る理由はなんでしょうか?

・身体の70%の水分を新しいもので入れ替えるため?

身体が70%水分だから、新鮮なものを外からとりいれるという発想です。

水槽の例でいうと【入れ替える】ということにあたります。

 

・体温調節に汗などの水分を利用するため?

特に日射病や熱射病が起こりやすい夏には、とにかく大量の水分摂取がいわれます。

比熱の高い水分(汗)を使って熱の排出をするためです。

水分を使うことで、多くの熱エネルギーを環境に逃がすことができます。

 

実は、これらの発想は水分を【リユース】することからは少し離れてしまいます。

水が無限のものであって、”副作用”がなければよいのですが…

水というのは思っている以上に身体に影響を与えます。

 

水のいろいろな特徴と身体への影響

水分を【リユースする】力=私たちの代謝力とも言えます。

 

水には様々な特性があります。

というのは身体を冷やす

陰陽論でも水は陰性が強い代表選手とされます。

やけどしたときや熱が出た時に冷やす。

夏のプールや水まきなどの涼しげなイメージ。

共通するのは『冷やす』ということです。

 

比熱が高いので、身体から熱を奪う

比熱が高いということは【熱しにくく、冷めにくい】ということ。

体温は37℃なので”水”を温めて保温して使うには身体から多くの熱エネルギーが奪われます。

 

汗のように身体の外に出て行く時は、そのまま多くの熱エネルギーを持っていきます。

身体を冷やすしやすく、【汗】は夏や運動時は身体の熱管理に使われます。

 

ものを溶かす、浮かす媒体としての力がとても強い

体液はミネラル成分やエネルギー代謝に必要な栄養、老廃物など多くのものを運んでいます。

ものを溶かす・浮かすことで身体の中の物質循環の根本的な役割を果たしています。

 

水の特徴から見てみると【水分をとる】ことのリスクが見えてきます。

 

 

 

 

 

水分の取りすぎが身体を冷やし・体液を薄める

 

身体が冷える

恒温動物の私達は1℃体温が低下するだけで、生命活動のレベルが大幅に落ちます。

 

暑くなってくるとすぐに水や冷たいものが欲しくなる人は、自力で熱を身体から捨てられない代謝が低い状態です。

熱がこもって身体が熱くなってしまうために、強制的に外から冷やしたくなります。

 

熱の処理を水(汗)に頼ってしまうと、使った分必ず大量の水分をとらなければならなくなります。

本来は出来る限り”汗”という劇的な方法に依存せずに熱の処理をしたいところです。

 

水は身体を冷やすので、ごくごく冷たい水分を取ると知らぬ間に身体の代謝力が下がります。

代謝が落ちてさらに身体自体の熱の発散力が下がって、水が欲しくなります。

 

負の連鎖が続くことになります。

 

体液が薄まる

体液は様々なものを溶かし込んで、様々な生命活動をしています。

例えば、胃液などは【強い酸性】になっています。

これが

【食物を溶かす(消化)】

【細菌の繁殖を抑える(貯蔵)】

【外からの細菌の侵入を防ぐ】

などの機能を果たします。

 

食事中に水分をとると、消化液が薄まって感染症に掛かりやすいと指摘されています

腸の中には無数の菌が”共生”しています。

体液が薄まったり、身体が冷えて、代謝が低下した時には

腸の中に住んでいる常在菌の働きが低下して、外から別の菌やウィルスが侵入しやすくなります。

 

水分をとることにはこんなリスクがあります。

水分はできるだけ【リユース】して使っていくことが基本と考えられます

 

身体と相談して水分の取り方を調整してみよう。

 

もともと私たちの身体は水分をリユースできるようにデザインされています。

 

腎臓や膀胱の系統が弱い人は冷え性夏バテになりやすい人が多く見受けられます。

水分調節がうまくかないので、熱や体液の調整がうまくいっていない可能性があります。

 

水分をリユースできる身体になると身体が冷えなくなります。

身体の熱や体液が一定に保ちやすくなって全身の代謝があがってきます。

 

まずは一日のおしっこの回数が45回になるように水分を取る量を調節してみてください

特に消化活動が行なわれる食事中と食後2時間くらいまで水分摂取を控えると効果が高いそうです。

また水分が吸収しやすいように一口ずつ唾液と混ぜて飲んでみてください。

 

泌尿器系統に問題がある方は無理せず様子を見ながらやってみてください。

そうやって自分の身体と相談していくことで、身体に自信と自覚もついてきます。

 

実は私も数年前までは、夏バテ常習者でした笑

様々な身体の不調にとてもよい効果があると私自身が痛感しました。

 

ちなみにこれを行なう時は食べ過ぎ、特に糖分の取り過ぎも控えてあげてくださいね。

消化吸収するのにも血液を使っています。

また運ぶのにも血液を使います。

血液を必要以上に汚さないでリユースしやすい状況にしてあげることも大事な要素です。

 

 

*この文章は当院のコラム【身体が変わる視点】の中から、特に体質の問題にフォーカスしているものを改定して掲載しています。

当院のコラム【身体が変わる視点】はこちら▷▷▷

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