今回のテーマは『冷え性を引き起こす要因』です。
寒波が襲来してとても厳しい寒さに覆われていますね。
日本海側や北海道を中心に記録的な積雪になってもいます。
何卒、お気をつけいただくとともにご自愛ください。
環境がこれだけ寒いのですから、
当然のことながら身体が冷えやすくなりますよね。
「身体の芯から冷たく感じる」と感じる方も多いかもしれません。
それはきっと
必要以上に「寒さ」を感じてしまっているのだと思います。
必要以上に、、、てどういうこと??
「身体が冷える」時というのは、
①体温(熱)をしっかり作り出せているか??
②作った体温(熱)を環境に奪われすぎていないか??
この二つの視点がとても大事です。
そして実はこの二つの視点ともに、
「内臓、特に消化管」がとても重要な場所になってきます。
私たちは「寒い」としっかりと服を着込みますね。
これは
→身体と冷たい空気が直接触れ合うことを防ぐ
→体表面から環境に体温が拡散することを防ぐ
ことができるので体温を奪われないように対策することができます。
でもそれでも
「身体が冷えやすい!」「寒い!」と感じるのは、、、
皮膚の他にも外の環境と直接触れ合う場所が他にもあるからです。
実は、それが「消化管」です!!
消化管は口から肛門に貫いているひと繋がりの”管”で、
”外”から摂取した栄養やエネルギーを
消化吸収して身体の”内”に取り込む場所。
つまり”外”の環境と繋がっている場所になります。
体温(熱)や圧力がここから”外”の環境に拡散して逃げていってしまいます。
つまり環境に奪われてしまいます。
想像してみてください。
もしもお腹(消化管)から常に熱が逃げていってるとしたら、、、
身体は常に内側から冷えていってしまいますよね。
外からしっかり着込んで守ってあげても…
お風呂にしっかり浸かって温めてあげても…
運動をして代謝を高めてあげても…
消化管自体から熱や圧力が抜けないように対策できなければ、
なかなか冷え性からは根本的に抜け出せません。
年末年始にかけて忘年会や新年会が続く方も多いかもしれませんね!
精神的に発散できたり、
なかなか、普段は会えない友人と楽しめたりと
いいこともたくさんあると思います。
でも、
食べ過ぎたり飲みすぎた後の家に帰る道や、
その翌日は、いつもより寒く感じるはずです。
それは、
お腹の消化に血液が集中して末端に血液が回りずらくなる
ということもありますが、
胃腸の過労で消化管から体温(熱)や圧力が逃げていってしまう
ということがとても大きな要因になります。
「冷え性」を変えていくためには、消化器を変えていくことが
とても大事なのがわかりますよね!!
実は、消化管から体温(熱)や圧力が逃げてしまう体質になると
「寒さ」や「冷え」に限らず
身体の様々な不調や違和感を引き起こす要因にもなります。
「腰痛」の多くは消化器の調整を行うと改善しやすくなります。
それは内臓が”腰の骨”にぶら下がるように存在しているからです。
内臓がしっかりした状態になると、それだけで腰の負担がなくなります。
消化器系の働きが悪ければ、
栄養やエネルギーの吸収や老廃物の排出が滞ります。
必要以上に「寒さ」を感じなくなると
もしかしたら私と同じように
もしかしたらあなたも冬が嫌いじゃなくなるかもしれません!
是非、そんな視点から身体と向き合ってみてほしいと思います!!