今回のテーマは『身体の使い方も姿勢も内臓から！！』です。
・身体の使い方を変えたい！
・姿勢をよくしたい！
・足首などの関節に違和感があって、上手に地面につかないので治したい！
こんな日常の身体の所作に対して
漠然とでも悩み抱えているという方がとても多いと思います。
スポーツをやっていて筋力をしっかりつけていても、
身体のバランステストをするとグラグラにブレてしまう方も実は多いのです。
私自身も、 どうして猫背になってしまうのか？？
どうしたら治るのか？？ ずっと悩んでいた時期がありました。
今でこそ、私が”ド猫背”だったことは信じてもらえなくなっていますが、、、笑
同時に体調不良にも、ずっと悩んでいました。
こんな身体の使い方や姿勢が気になると、
例えば、姿勢を良くしようと、背中を反って胸を力づくで広げようとしたり、、、
例えば、足首が捻れている気がして、足首の周りを無理に動きをつけようと動かしたり、、、
”気になる”部分的な場所に意識が集中してしまいますよね。
そして、
なんとか”気になる”部分を改善しようとします。
でも、なかなか根本解決になりずらい、、、ですよね。
”気になる”部分というのは、
たとえ何かしらの問題があるとしても、
その部分は意識して使える領域なのでまだ正常と言えます。
つまり、
”気にならない”部分＝意識できない領域にこそ
問題の本質が隠れていることが多いのです。
私たちは、
自分の身体の中の状況がどうなっているのかという情報を
常に脳や脊髄に吸い上げます。(インプット)
そして、
その情報を総合して、脳や脊髄から指令が出されます。(アウトプット)
つまり
身体の使い方＝脳からの指令(アウトプット)の質は、
身体の中の状況がどうなっているのかという情報が
ちゃんと吸い上げられているかどうか(インプット)の問題に目を向ける必要があります。
私たちは
［身体の使い方や姿勢］＝［筋肉や骨格の問題(アウトプット)］
と捉えがちなのですが、
［身体の使い方や姿勢］＝［重力をどうやって受けるか(インプット)］
という問題と捉えてみましょう！
→重力を骨盤・背骨を中心にした”体幹”で受ける
→頭の重さもしっかり骨盤・背骨の真上で支える
身体の使い方や姿勢というのは、
こういった”体幹”で身体の中心軸をしっかり機能させた上で
どうやったら効率良く動けるのか？？
ということが結果として表現されてきます！！
骨盤や背骨が重力というエネルギーをしっかり受けられると、
重力をどうやって受けているか？？という
身体の中心軸の骨盤や背骨の情報が脳に吸い上げられます(インプット)。
これによって
筋肉や骨格が”体幹”を中心に使えるようになります(アウトプット)！！
身体の使い方や姿勢を変えるには
インプットを変える必要があるんですね！
そんな中で、ポイントになるのが”内臓”です。
なんで、内臓が、、、？？ と思うかもしれませんね。
内臓は風船のようなもの。
元気に働いてくれているうちは、
空気の入った風船のようなもので、
あるべき形であるべき位置でしっかり働いてくれます。
内臓が不調になると、
しぼんだ風船のようにぐったりして下垂してきます。
内臓は背骨にぶら下がるように存在しているので、
元気がなくなった内臓は背骨ごと引っ張って下垂してしまいます。
その結果として、
背骨の仕事は”内臓を支える”ことにすり替わってしまいます。
骨盤にの上にも内臓がドサッと落ちてきます。
こんな状態では、 重力を骨盤や背骨で受け取ることはとても難しくなりますよね。
だから、”内臓”です！！
内臓は自律神経やホルモンなどの”生きるため”の機能で営まれています。
身体の使い方や姿勢も
こんな”生きるため”の無意識の領域の身体の質を土台にして
重力＝地球の力をしっかり骨盤や背骨で受けることで
自然と変わっていきます。
ほとんどの身体の不調や問題も同じように
こんな身体の内側の問題を引きずるように起こってきます。
表面的に感じるいわゆる”症状”の問題も
身体の使いたや姿勢、局所的な問題も
身体の内側に目を向けてあげることで、より早く改善してくはずです！
関連記事
