足首の中心はどこにある??

前回のコラム『姿勢は【重力】を先生にした独学!!』でも書いたように【重力】で関節が圧縮されるように使うことが大事です。

今回のテーマは『関節の感覚を高める方法』です。

関節は骨と骨の繋がる部分なので、下の骨の真上に上の骨がしっかり乗る。

別の言い方をすれば

トルクが最小限になるように骨をレイアウトする。

筋肉がなるべく働かなくていいように骨をレイアウトする。

ことが肝要です。

 

その大きなポイントは【脱力】!!

脱力は筋肉の緊張を解く、ひいてはその指令を出す脳の緊張を解くことです。

【脱力】なんて簡単だ!!と思っていませんか?

皆さんも全身の力を抜いてみてください。

どこかに力みが残っていませんか??

まず【力んでいる】こと自体が感覚できないかもしれません。

実は、『力』って、抜いているつもりでもなかなか抜けないものなのです。

寝てもなかなか疲れが取れないとか眠りの質が悪いと感じる方。

【脱力】できていない典型的な人です。

【脱力】どころか、【力んだまま】寝ようとしています。

『力み』は、何かに抵抗している証拠です。

【力み】が抜けない場合は、直接関節に意識を集中することで抜けやすくなります。

 

さて、今回は足首の感覚です。

足首の感覚がつかめると『地面と仲良くなる』感覚がつかみやすくなります。

これは”立つ”基本になる感覚です。

方法は簡単!!

なので、イメージを膨らませて、足首で重力を感じてください。

【足首の感覚を高める方法】

1.手で円を作ります。

その真ん中に意識を集中します。

2013-06-08 22.23 のイメージ

 

 

 

 

2.足首を手で囲みます。

手で囲んだ中心が足首の中心です。

手で囲んだ中心に身体の重さがかかるようにイメージします。

IMG_0679

 

3.前後・左右に動かしながら、手で囲んだ中心に重さがかかることを意識して感覚します。

2013-06-08 21.56 のイメージ 2013-06-08 21.59 のイメージ

足首の関節は中心に重さがしっかり落ちることで、身体を無理なく支える構造になります。

イメージをしっかりもって感じていると、何となく自分の重さがどこに落ちているのか、分かるようになってきます。

この”何となく”というのが【感覚】です!!

分かってきたら、手を離します。

慣れてきたら、【立つ】【歩く】にも足首の中心に身体の重さがかかる感覚を感じてみてください。

 

方法は簡単ですよね!?

力を抜いて、足首の中心に身体を預けるようにしてみてください。

【地面と仲良くなる】感覚を磨きましょう!!

 

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