2020年東京でのオリンピック開催が決定しましたね。
「おもてなし」…という言葉が注目されましたが、
日本語はとてもきれいだといわれることがあります。
それは日本の中身が反映されている証拠だと思うのです。
さて、今回のテーマは「言葉のチカラ」です。
どんな言葉を使っているかで、人間の中身が見えることがよくあります。
ネガティブな言葉が多い人は、やはり思考がネガティブです。
そして思考がネガティブなら、行動も雰囲気もネガティブになります。
極端にいえば、代謝も呼吸も姿勢も…すべて言葉と繋がっています。
言葉というアウトプットを大切にすると、中身に働きかけることができます。
これは自分にも他人にも同じです。
ポジティブな言葉は自分の思考と行動をポジティブに変え、
それだけではなくて人の心をもポジティブに変えうるチカラになる可能性があるのです。
例えば、私が意識して使っている言葉がありますので紹介します。
とてもシンプルで当たり前の言葉です。
- 「ありがとう」
- 「すいません」「ごめんなさい」
- 「ちょうどよかった」
がっかりしましたか?笑
「ありがとう」は有り難いってことですから、滅多にないことに対しての感謝の言葉です。
最近、この言葉をしっかり発信する人や機会って少なくなっているように感じます。
いろいろなものが便利にサービス過剰になってしまって、
「自分がやるべきこと」や「自分でやるのが当たり前」という意識が薄れている証拠です。
だから私は「ありがとう」を意識して使います。
この言葉は相手に感謝を示すという言葉というよりは、物事を人のせいにしないで「何事も自分でやるものだ」と自分に気づかせる言葉です。
「すいません」は自分が至らなかった時、間違えてしまった時に謝る言葉です。
これも、言える人が少なくなっているし、法律で裁くような社会になってきて、むやみに非を認めるべきではないというような風潮もあります。
自分に非があることが間違いない場合はもちろんですが、一見、自分に非がないような場合でも、「いえいえ、こちらこそ(すいません)」とあえて言ってみます。
すると「もっと自分にできることがあったんじゃないか」と思い浮かぶことがよくあります。
顧みるという行動が、自分の可能性を自分で見つける言葉チャンスをつくる言葉です!!
「ちょうどよかった」これはちょっと忘れてしまったのですが、何かの本から学ばせてもらった言葉です。
忘れてしまってすいません…思い出したらご紹介します。
トラブルやイラッとした時は、ネガティブな行動や感情に簡単に支配されやすいものです。
そこでそんな時にとにかく「ちょうどよかった」と言ってしまいます。
すると、その言葉に脳が反応して、トラブルやイラッとした事柄に遭遇したメリットを考え始めるのだといいます。
失敗から学ぶことが多いとはよく言われますが、
ネガティブな局面でポジティブに自分に目を向けられる魔法の言葉です。
言葉のチカラはシンプルなひとことが一番!!
人のせいにせず、自分と向き合う言葉のチカラ。
とにかく言ってみることです。
口に出して言いづらい人は、まずは心の中で唱えてみてください。
考え方や行動も、肩こりや腰痛まで変わるかもしれません…!!