筋肉の連動性の基本

前回まで背骨の連動性を観てきました。

身体が重力下でしっかりバランスをとりながら動くために、身体はエネルギーを反転させながら、連動しています。

その象徴が背骨の『S字カーブ』であり、そのエネルギーが反転する節が『移行部』でした。

 

『移行部』がしっかり機能すると、

①身体が節目節目でしっかり土台を作ることができます。

②連動性が働いて最小のエネルギーで身体を扱うことができます。

 

さて、今回のテーマは『筋肉の連動性』です。

でも、これも骨格の動きをコントロールするのが筋肉の働きなので、基本的には同じことが言えます。

つまり、、、こういうことです。

『筋肉は関節をまたいで、逆の筋肉と連動している』

 

例を挙げてみます。

2013-09-21 18.11 のイメージ太腿の筋肉「大腿四頭筋」は、ふくらはぎの筋肉「腓腹筋・ヒラメ筋」と連動性が高い。

大腿四頭筋は身体の『前』、腓腹筋・ヒラメ筋は「後ろ」にあります。

バランスをとるために、「膝」の関節をまたいでエネルギーが反転します。

 

太腿の筋肉が発達しやすい人はふくらはぎの筋肉も発達しやすいはずです。

そしてそういう人は『つま先優位』な人です。

 

だから、太腿の筋肉をストレッチする時は、、ふくらはぎのストレッチもしっかりすると効果が高くなります。

そして『つま先優位』を見直すと、どちらの筋肉も過剰労働させずに済むわけです。

 

「骨盤」という節をまたいでエネルギーが反転しやすい例があります。

2013-09-21 18.02 のイメージこれは『下部交差症候群』と呼ばれて、ひとつの構造的な問題点として知られています。

 

腰の後ろには腰の反りを作る『脊柱起立筋』や『腰方形筋』という筋肉があります。

骨盤をまたいで太腿側には『大腿四頭筋』や『腰筋』があります。

これらが連動して優位になりすぎると、『反り腰』『出っ尻』『X脚』などになります。

腰痛や椎間板ヘルニアなどの危険性も高くなります。

頚胸移行部を節にした『上部交差症候群』も同じです。

 

2013-09-21 18.23 のイメージでは、腰痛の人が腹筋を鍛えるというのはよいことでしょうか?

これは腰の後ろにある筋肉に対抗するために前の筋肉を鍛えなさいという考え方です。

でもそれでは、根本的解決にはならないことがわかると思います。

この連動性が優位になる身体の使い方こそ問題なのです。

 

筋肉の連動性が骨格に連動性を生みます。

だから、『筋肉の連動性は関節をまたいで反転する』という基本原則を知っておくと自分の身体を考える時におおいに役立ちます。

 

筋肉も骨格もバランスをとりながら効率的に動くためにエネルギーを循環させて使っています。

ストレッチや筋トレをしている方は、少し頭に入れてメニューに取り入れてみてください!!

 

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