散歩の効用

今の時期は暑くて敬遠している人結構いらっしゃると思いますが、

歩くことはとても身体によいワークとなり得ます。

今回のテーマは『散歩の効用』です。

休みでも仕事やストレスが頭から離れずに常に悶々とさせられることありませんか?

そんな人には特に読んでみて欲しいと思います。

 

歩くことの一番の効用としては様々なことが挙げられています。

  • 筋肉がを使うことで、特に下肢からの血液の返り(ミルキングアクション)が増進される
  • 有酸素代謝系(ミトコンドリア系)が活性化される
  • 自律神経にも働いて副交感神経の働きが高まる
  • 脳内で幸せ物質として知られる『セロトニン』ややる気物質として知られる『ドーパミン』などのホルモンが増産される

とてもいいことばかりですね。

私も、散歩大好きです。2−3時間くらいなら気持ちよくいくらでもしています。

 

私は散歩の効用をまた違った角度から実感しています。

現在の社会生活では血液循環の中心は頭になりがちです。

デスクワーク・PC作業・人間関係などの頭脳労働がかなりの比重を占めるので、致し方ありませんね。

私はデスクワークではありませんが、それでもいろいろ考えることもあります(笑)

 

だからこそ血液循環を『下』に向けることがとても大切

歩くことで、血液の消費地を『頭』→『身体』へ変換しようという訳です。

こうすることで普段頭に蓄積されがちな『老廃物』も下がってきます。

 

ストレスや考え事があったりすると、

休みでも頭から離れずに常に悶々とさせられることありませんか?

『頭』への血液供給がONになったままで、

寝たり座ったりしたまま考えや感情を抱え込んでいると、

思考が『頭』だけでグルグル巡り暴走してさらに不安やイライラが増大していきます。

 

歩くことで私が実感していること

  • 『身体』へ血液が向かうために、相対的に『頭』への血液供給をOFFにできる
  • ヴァーチャルな『頭の中』の世界から『現実』の世界の感覚に引き戻すことができる

歩きながら考えていると、考えがまとまってくることがよくあります。

また、ネガティブな感情が一人歩きして増大しなくなります。

それどころか『まあ、いっか』と腑に落ちてしまうこともあります。

私は、実際の環境と接する『感覚』が使われることで、『頭』で暴走していた世界が現実の環境世界レベルに引き戻されるのではないかと理解しています。

皆さんも、なにか考えているときや悩んでいる時は

是非歩いて考えてみてはいかがですか!?

 

散歩することで血液の消費地が『頭』→『身体』に変わると言いましたが、

整体ではこの『身体』の質を考えています。

これは足の疲れが残りづらい身体の使い方にも繋がるポイントです。

次回、より散歩の効用を高める方法について考えてみたいと思います。

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