低気圧になると頭痛やだるさ、むくみなど身体の不調感に悩まされる方がいますよね。
いろいろな記事などでも
日本人の6割くらいの方が気圧が下がったときに体調の変化を感じる
と書かれていました。
6割といったら本当に多いですよね。
どうして気圧が低くなると身体の調子が悪くなるのでしょうか?
色々な捉え方ができると思いますが、
気圧というのは、空気が身体を押してくる圧力です。
天気が良くて気圧が高い時は、
身体の周りの空気が四方八方からギューっと押さえてくる力が強い(高い)ということ。
こう書くとなんか苦しそうにも何じるかもしれませんね。
でも、身体というのは”皮膚という膜に覆われた風船”のようなもので、
その”風船”の中でたくさんの細胞などがギューと一つに集まっています。
実は生命力というのはたくさんの細胞をギューっとひとつに集めておく力と言えると思います。
ギューっと密に集まっていることで元気な基礎代謝ができるようになっています。
基礎代謝が高いということは
血液循環もよくて、自律神経系などのバランスも維持しやすい身体になります。
気圧が高いということは、
身体の周りの空気が、身体という”風船”を密にひとまとめにしておくのを助けてくれます。
気圧が下がるとその逆のことが起こってきます。
身体を密にひとまとめにしておく助けが弱くなってしまうんです。
そこで試されるのが、身体の基礎代謝力です。
基礎代謝というのは
内臓ー自律神経系が中心になって”生きる”ために仕事してくれている活動です。
これがうまくいっていないと、
自分の力で身体がひとまとめにする力が弱いので身体が”膨張”しやすくなります。
気圧が下がることによって身体が”膨張”してしまうことで
うまく基礎代謝が行えなくなってむくみや頭痛、だるさなどが出やすい傾向が出てきやすくなります。
自律神経系のバランスや内臓の活動を良くしていけると
気圧の変化に影響を感じなくなる方がたくさんいらっしゃいます。
気圧病や気象病などという言葉もありますが、
そもそも身体をギューとひとまとめにしておくことが身体の”生きるための”基礎代謝力というイメージが湧いてきたら、
誰でも自分で気圧に負けない元気な身体に変えていける、と思えるようになってくると思います。
気圧に負けない身体になりたいですね!!
それは自律神経系や内臓の働きをよく変えていくのと同じ方向になると思います。