横隔膜と鼻呼吸と呼吸

前回のコラム『肋骨の可動性は呼吸力』では構造的に肺の伸縮性=呼吸力に影響がある肋骨の可動性を考えました。

今回のテーマは【横隔膜】についてです。

横隔膜は身体の”胸”の部分と”腹”の部分を分けるように、肋骨の下に張っている筋肉です。

横隔膜が上下に動くことで肺が上下に伸縮して呼吸力が高まります。

横隔膜がしっかり使われる呼吸は【腹式呼吸】といわれています。

といっても呼吸で出入りする空気がお腹に出入りする訳ではありません。

 

横隔膜が上下することでお腹の空間が広がったり圧縮されたりして、腹圧が変化することで起こります。

横隔膜を使った呼吸は、【無意識】【リラックス】【副交感神経】と繋がる呼吸です。

ということは、とても安定した、深い呼吸が可能になります。

また、腹圧が変化するということは

腹圧のコントロールに使われる腹筋群がしっかり発達します。

腹式呼吸で腹圧がしっかり使える身体はどうなると思いますか?

①背骨が前から腹圧で支えられて腰の反りがしっかり作られる。

→一言でいえば【姿勢】がよくなる!!

②体幹全体が呼吸と一緒に伸縮することで全身の血液循環が飛躍的に高まる

→全身が呼吸と連動したポンプになる!!

これってすごいことです!!

 

呼吸に横隔膜が参加することで、身体は大きく変わります。

人間は動物の中で唯一、言葉を自由に使いこなすことができるように進化しました。

その結果として人間特有の【口呼吸】という小手先の呼吸が行なわれやすくなります。

横隔膜をしっかり使う本能的な呼吸は【鼻呼吸】です。

 

この進化と【鼻呼吸】の重要性は口腔外科医師・西原克成先生が多大な研究をもとに発表されています。

西原先生は【鼻呼吸】が免疫病の改善の根本的な道だとおっしゃっています。

免疫病とはアレルギー・アナフィラキシー・喘息・過呼吸・膠原病・白血病・うつ病などです。

 

現代の大問題・大課題の病気ばかりです。

実は、私は子供の頃から、【蓄膿症】【中耳炎】などを当たり前のように発症していました。

そして、間違いなく【口呼吸】でした。

口をつぐむことができなかったんです。

 

今でも寝ているときなどは完全に出来ていないと思いますが、私も意識があるところでは随分【鼻呼吸】が普通になりました。

無意識でもしっかりとした呼吸が出来る【鼻呼吸】=【横隔膜】=【呼吸】という構造はとても大切です。

呼吸力があがることが、全身の代謝を飛躍的に高めます。

だから、呼吸をとめたら数分のうちに人間は生命に関わるのです。

当院では【横隔膜】をリリースするために、横隔膜とくっついている【胃】【肝臓】などの内臓、自律神経系と鼻に直接関わる【頭骸骨】もポイントに置いています。

横隔膜と呼吸、そして肋骨。呼吸を変える要素が見えてきました。

 

次回は、【腹圧】が骨盤と腰の安定と繋がっていることについて考えてみたいと思います。

実は、整体では腰にこそ呼吸機能の急所中の急所があるとされているのです。

 

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