本当に暑い日が続きますね。。。
今年は、例年以上に早くも夏バテ状態になっている方が多いです。
夏バテは、外から受ける熱の排出が間に合わずに熱が身体の中に篭(こも)ってしまう状態です。
熱を冷やしたくて冷たいものをがぶ飲みしたくなるのですが、
水分が消化器を冷やしてふやかしてしまうので、
飲んだ後は尚更代謝が下がって、熱の排出ができなくなってしまいます。
こんなことが思い当たる方、特にだるさやむくみ、お腹がチャポチャポするような方は、
まずは仕切り直しです!!
寝るときも上手にエアコンなどを使って、
まずは熱に負けている身体に負担をかけずにしっかり休みましょう。
そして食事量(特に糖質)を全体的に抑えて、良質のミネラルを補給しましょう。
最近の環境は今まで以上に過酷だと感じます。
無理せずに、そしてそんな環境に負けない身体作りを目指していきたいですね。
さて、今日のテーマは『運動も栄養も内臓次第!!』です。
運動や栄養が身体を元気に健康にするということは、
多くの人の常識でもあり、テレビなどでも多くの情報が出てきます。
確かに、運動不足になると、筋肉が働かずに衰えてしまいます。
すると、、、
→筋肉の代謝が少なくなって低体温になったり、エネルギー消費が少なくなって太る
→筋肉の伸⇄縮が血液やリンパのポンプになるので、循環が悪くなる
→筋力が衰えるので、身体を支える力が弱くなって姿勢などが悪くなる
こんなデメリットが身体の問題になります。
やっぱり運動は健康維持に必要なんだなーと感じるかもしれません。
でも、少し立ち止まって考えてみましょう!
低体温になるような慢性的なエネルギー消費の低下は、
寝ても覚めても生きるために活動している
内臓を中心とした代謝の低下の方がはるかに重要で大きな問題です。
エネルギー消費が減って太るのではなくて、
食べ過ぎでエネルギーが過剰なのかもしれません。
筋肉の運動が血液やリンパのメインの動力だとしたら、
寝ている時には、血液やリンパの循環は止まってしまいます。
身体を背骨に近い場所、つまり身体の中心で支えることができれば、
姿勢を維持するために必要な筋力は相当少なくてすみます。
少し視点を変えてあげると
果たして筋肉のための運動が本当に健康に必要不可欠かどうかは
人それぞれ違って見えてきますよね。
そして、
運動のために必要な栄養を乗せた血液も、運動で出る老廃物を運び出す血液も
逆に言えば、”内臓”が弱っていれば、運動すれば運動するほど身体の栄養は欠乏し、汚れていくということが起こってきます。
運動をしているのに、、、
と疑問に思っている人は”内臓”から見直した方がよい可能性がありますよね。
今度は栄養についてです。
栄養は身体を作り動かすのに必ず必要なものですよね。
→これが不足すると、こんな不調が起こりやすくなる、、、
→これを取らないと、こんな問題が身体に起こってくる、、、
これは確かなことです。
食べたものが身体を作って、身体を動かす原料になります。
それを栄養として身体に取り込んでくれるのは”内臓”です。
”内臓”が不調だったら、
いくら良いものでも吸収力が下がるので、身体に入っていきません。
そればかりか、
吸収できないものは、[捨てるべきもの=毒]にすらなります。
お友達と美味しく食事をしたのに
なぜか、自分だけ食中毒や急性の胃腸炎になってしまったという人が
最近は増えているような印象がありますが、
こんなことも”内臓”が弱っていて拒絶されてしまったら
不思議ですが、簡単に起こってくるものと思います。
こうやってみてきたら、
運動も栄養もそれが自分の身体にとって良いものになるかどうか、、、
”内臓”の好不調に相当なレベルで左右されることがわかりますよね。
”内臓”が活性化してくると、、、
自然といろいろと関心が出てきて、動きたくなります。
これは、身体にエネルギーが湧いてくるからです。
”内臓”が活性化してくると、、、
吸収率が上がるので、食事の欲求が変わってきます。
これは、量を食べなくてもちゃんと腸から栄養素が吸収されていくからです。
そんな状態であれば、
運動も栄養素も身体にものすごくポジティブに働くようになります。
身体にはいろいろな役回りの細胞が集合していますが、
それらの元気はまずは”内臓”次第!!
そんな視点から身体を観てあげると、いろいろな問題がシンプルに観えてきます。