今年も暑い夏がまもなく到来!!
夏バテや日射病、熱射病に気をつけないといけませんね。
今回のテーマは『生命は反発力!!』。
反発力…というのは
暑ければ、冷えるように
寒ければ、温かくなるように
過酷な状況には、打ち勝てるように
身体が発奮するということ。
私たちの身体は生きるのに一定の体内環境をに整える必要があります。
この一定の環境を整える力を『ホメオスタシス』と呼んでいます。
例えば、近年は特にスゴくなっていますが、夏の暑さ。
暑ければ、身体は熱を捨てて冷えようとします。
冷えようとするのに使われる代表として『汗』があります。
『汗』は水分を空気に蒸発させるときに熱をとても効率的に捨てることができます。
だから水分を取ることが重要!!となります。
でも実は、暑い夏には気分が高揚して開放的になるように、
身体自体も皮膚が開いて、呼吸もしやすくなってどんどん熱が逃げて行く身体に移行してきます。
イメージとしてはスカスカで風通しがよい身体。
これが夏の身体のシステムです。
逆に冬の寒い時期は、皮膚も閉じて、呼吸も浅くなってなるべく熱が逃げない身体になります。
イメージとしてはうまみが逃げないように外側を強火で炙ったお肉のように皮膚をとじて
内側に閉じこもる感じ笑
”鳥肌”は皮膚がギュッと閉じる作用。
皮膚が閉じるとともにもともとは体毛が立って空気層を作って寒さに反発します。
反発力は自力で経験をすることで、より磨かれていきます。
私たち人間は『身体』より『頭』が先に反発しやすい動物です。
だから、『身体』が反発するより前に、エアコンを使ってしまいます…笑
今までより少しずつ『身体』の反発力を引き出してあげるのがコツです!!
反発力を高めるのに簡単な方法を2つ紹介します。
①足の冷温浴
これは昔からよく言われているものです。
お風呂上がりなどに『水1分』→『お湯1分』→…と3回繰り返して最後に『水1分』に足をつけます。
これは『冷たい』と『熱い』という極端な熱刺激に身体が反発して右往左往します。
右往左往することで反発力が目覚めさせる方法です。
②ドライヤーでへそと皮膚を温める
ドライヤーの温風を身体から50㎝程度離したところからへそと皮膚に向けて温めます。
Tシャツなどを着た状態でドライヤーの温風が一カ所に固定されないように行なうと効率的です。
へそは内臓の状態をよく表します。
ドライヤーをしていてお腹の奥の方が冷たく感じる人は内臓の働きが低下しています。
皮膚は空気と触れていて、呼吸器の状態をよく表します。
お腹側から背中側まで皮膚にじわっと汗がにじむところまで行ないます。
反発力が弱い場合は、反発できずに身体が負けてしまうこともあります。
暑さに反発できなくなった状態が夏バテ・熱中症などの状態です。
ストレスが反発できないほど溜まりすぎると”うつ”傾向になります。
無理は禁物ですよ。
でも暑さやストレスも自力で経験しないと反発力はどんどん弱くなってしまいます。
『身体』自体の反発力が高まると夏も冬ももっと楽しめるようになります!!