お尻の穴からは身体の中に直腸から始まって腸管がずーっと繋がっています。
お尻は自分で意識して締めることができますが、
排出時でなければ意識していない時も基本的には”締められて”います。
内臓をコントロールしている自律神経系の方から指令されているからです。
自律神経系がバランスを崩したり、コントロールがうまくいかなくなると
お尻の穴も”内側”から締まりが悪くなってきたりします。
こういう状態では、
骨盤底筋肉群がうまく働けなくなったり、
骨盤自体が”広がって”きたりと姿勢にも大きな影響が出てきます。
意識よりも意識しないでも”内側”から締めてくれているシステムの方が
きちんと機能してくれているのが理想です。
そのためにも”内側”の内臓-自律神経系をいい状態にしていくことが重要です。
意識をして”外側”からお尻を締めてあげられると、
”内側”から締めてくれているシステムにも働きを刺激したり促したりするようにき働きかけられます。
骨盤が広がってしまっていたり、お尻(股関節)が引けてしまっていたり
というものにも変えていく土台づくりになります。
またお尻を締めるための”インナーマッスル”がきちんと働くようになると
それに連動して背骨の周りの”インナーマッスル”も活性化してきます。
これが姿勢を変えていく力にもなってきます。
まずは、お尻”ぺた”ではなくてお尻の穴に近い部分がしっかり硬くなるように
触りながらチェックしてしっかり硬くなるようにしてみてください。
締め方の質が良くなってきたらまたいろいろなチェックで進められます。
お尻を締めながら、身体を変えていく土台を作っていきましょう!