太ももの筋肉というのはダイエットしてもなかなか落ちにくいものです。
どうして太もものお肉は落ちにくいのでしょうか?
一言でいうと【つま先優位姿勢】ということになります。
【つま先優位姿勢】とは身体の支えがつま先になりやすくなっているということ。
つま先立ちしてみてください。
身体がフラフラして安定しづらいと思います。
膝を曲げてバランスをとろうとすると少し安定しやすくなります。
膝を曲げたとき、お尻は後ろに引ける(股関節が後ろに引ける)ことになります。
【つま先優位姿勢】と【膝でバランスを取ろうとする癖】はかなり密接です。
地球の重力下で生きている私たちが、一番バランスがいいのは上下が垂直に位置している状態です。
つま先は身体でも前に位置しているので、その上に乗る関節として一番使いやすいのが前に曲がる【膝】だからです。
膝をコントロールする筋肉が太ももの前にある大きな筋肉【大腿四頭筋】です。
【大腿四頭筋】が緊張すると膝のお皿は上に引っ張られます。
股関節は左右に2つあります。背骨は一本。
本来は骨盤(体幹)を通して身体の軸は2→1に集約されます。
股関節が後ろに引けると骨盤の土台としてこれが機能しなくなります。
そうなると足は胴体とつながりずらくなって、足だけで働かないといけなくなるのです。
そして太ももの外側にある【腸頸靭帯】やお尻の筋肉群も緊張して硬くなります。
太もものお肉に変化をもたらすポイントは
【つま先優位姿勢】
≒【膝でバランスをコントロールする癖】
≒【大腿四頭筋優位】
この身体の使い方から、
【体重を支える踵をしっかり使う】
≒【踵ー股関節でバランスをコントロールする癖】
≒【ハムストリングス優位】
こちらの身体の使い方に変えていくこと。
この3点のイメージと感覚が大事です。
もう一つ、体幹がしっかりするために【内臓を活性化させる】こともとても大事ですよ。
足の使い方を変えるのは使う感覚をポイントを明確にしてチェックします。
感覚的にそれが分かると太ももは変化してきます。