腕の意識に働きかける簡単な体操

3回にわたってピックアップしてきた『腕の意識』ですが、

今回は、簡単な体操をご紹介したいと思います。

 

簡単にその効果をまとめると

腕の外側にある[橈骨]の意識に働きかけることで

①肩は上に上がらなくなる

②肩が下がるので、背骨は反りやすくなる

③腕の奥の方から緩んで、腕・手の血液循環が高まる

 

デスクワークやパソコンをよく使う方は、

どうしても指先と目を使う為に都合が良いように姿勢が使われます。

それが、[肩甲骨が上がる]というカタチです。

 

力仕事されていたり筋トレをよく行なう人の中には、

いわゆる”力こぶ”の筋肉が発達して、

肘が伸びづらくなっている方がよく見受けられます。

 

こんな方もやはり筋肉の連動性から[肩甲骨が上がる]傾向があります。

 

つまり、こんな多くの方に日常的に取り入れてほしい体操です。

 

【前腕の軸をつくる体操】

腰が浮かずに安定しやすいように座って行ないます。

ここでは正座していますが、イスに座って行なってもOKです。

慣れてきたら、立っていても、壁や机などを使っていつでもできる体操です。

 

↓↓↓

1.手を開いて、床に手の付け根が付くように付きます。

その時のポイントは

腰を上げない事、背中を丸めない事。少し上を見るようにするとやりやすいです。

手の親指側「橈骨」で身体の真ん中でしっかり付く事、「示指(お母さん指)」がなるべくまっすぐに自分の方を向く事。

 

↓↓↓

2.逆の手のひらで肘の内側を包むように上から抑え、体重を掛けます。

その時のポイントは

肘の内側の骨に引っ掛けるようにして、「押す」のではなくて「体重」を掛ける事。

②そうする事で肘からは内側の「尺骨」に、地面からは親指側の「橈骨」にチカラがかかり、腕にストレッチが掛かります。

効果が薄くなる、ダメなポイントを挙げておきます。

 

この体操は[橈骨ー尺骨]の繋がる感覚を活性化することができます。

 

腕の意識に働きかけることで、

頭の疲れや肩こり、猫背にもポジティブな影響を与えることができます。

ぜひ、やってみてください。

 

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