すごい雪になりましたね…
一面の雪景色!!
ソチオリンピックが始まった矢先に…冬っぽくなりました(笑)
東京にいるのではなく、実家のある長野にいるような錯覚に陥ってしまいました
外出する方は、足下に十分に注意して転ばないように注意してくださいね。
さて、
前回『呼吸も肩こりにも効く”腕”の意識』
前々回『腕と全身との連動性を知ろう!!』
のコラムを読んでいただいた方から、質問をいただきました。
私は、このパターンのイメージが薄かったのですが、、、
確かに、”腕の意識”にもう1つパターンが考えられますね。
意外と多くの方が当てはまっている可能性があるので、
今回は、その『もう1つの”腕の意識”のパターン』もシェアしておきたいと思います。
ご指摘をいただきまして、ありがとうございます!!
では、
さっそく『もう1つの”腕の意識”のパターン』にいく前に、、、
今までの2つの”腕の意識”を簡単に整理しておきます。
〈1つ目のパターン〉
まずは良くないパターンとしてあげたものです
『”小指側”・前腕の”尺骨”側でチカラ(エネルギー)を受ける』
→肩甲骨が上に上がりやすく、背骨が丸くなり(猫背)になりやすい
→血液や意識が頭に上がりやすくなって、肩こりや頭痛になりやすくなる
〈2つ目のパターン〉
そして次は良いパターン。
『”親指側”・前腕の”橈骨”側でチカラ(エネルギー)を受ける
そして前腕の”骨間膜”を利用して前腕の”尺骨”に受け渡す』
→肩甲骨が骨盤・腰と連動して下に下がりやすく、身体の軸がしっかりしやすい
→血液や意識が身体に残るので、肩こりや頭痛などになりずらい
お手数ですが、分かりにくい場合は、前回・前々回のコラムもご覧下さい。
前々回『呼吸も肩こりにも効く”腕”の意識』
前回『腕と全身との連動性を知ろう!!』
さて、今回ピックアップするもう1つのパターンです。
〈3つ目のパターン〉
『”親指側”・前腕の”橈骨”側のみでチカラ(エネルギー)を受ける』
→肩甲骨が上に上がって、さらに前に巻いてくる。背骨が丸くなり(猫背)になりやすい
→血液や意識が頭に上がりやすく、胸が閉じて、呼吸もより浅くなりやすい
実は、
親指側の”橈骨”は肘の縦(軸)方向のチカラ(エネルギー)を
受ける構造にはなっていないために、
橈骨側だけでエネルギーを受けるカタチは相当な無理がかかるのです。
特に、肩が前に巻いてくる[巻き肩]や
背中の上の方(肩に近い部分が丸くなりやすい)猫背の場合には
この3番目の傾向が強く見られそうです。
肘が曲がりやすくなり、腕だけでなく肩、背中までもが内側に捻れてきやすくなります。
やはり、
手からうけるチカラ(エネルギー)を
前腕の”橈骨”→前腕の”骨間膜”を介して→前腕の”尺骨”
へ受け渡す2つ目のパターンが理想です。
身体の軸を活性化して、腕が背骨(身体全体)と連動することで
肩こりや頭痛、そして猫背というカタチの問題にも”効き”ます。
今一度、ご自分のエネルギーの受け方を確認してみてください。
次回は腕の意識に働きかける、簡単な体操をご紹介したいと思います。