晴れると完全に夏の日差しですね!!
先日、足立区にある舎人公園に散歩に行ってきました。
かなりスケールが大きくて、緑が多くて風も爽やか
やっぱり日差しが強くても、緑があって土があると全然体感が違いますね!
おかげで鼻歌交じりで散歩してきました笑
興味ある人は是非行ってみてはいかがでしょうか??
さて、今回のテーマは
『重力の受け方で脚の形は変わる!』です。
特に女性の方に多い悩みとして聞くのが、
X脚、O脚、外反母趾、甲高、足首の捻れ、
お尻が大きく見える、太ももが太くなってしまうなど
下半身の”カタチ”に対するものです。
多くの場合、どうしても気になる場所にばかり目が向いてしまいますよね。
例えば、
外反母趾だったら親指の骨がいけないんじゃないか…??
とか、
X脚だったら、膝が悪いので、膝の内側から押してみたり…
確かに、人によって骨のカタチは少しづつ違うところもあるし、
骨のレベルで捻れたり変形してしまっていることもあります。
膝や股関節なんかは無理なチカラが掛かり続けて、
骨がすり減ってしまって変形性の関節症になる人も多いです。
でもちょっと立ち止まって考えてみましょう。
どうして変形(カタチが変わる)するの??
それは、無理なチカラが関節にかかって支えるのに無理がかかっているからですよね。
どうして無理なチカラがかかるの??
それは上と下の骨がしっかり真上に乗って、安定していないから。
上と下で安定して乗っかっていれば、関節の位置を無理に調整する
必要もないので、捻れたりすることもありません。
関節にかかった無理はどうやって支えるの??
関節にかかった無理はまだ小さければ、骨の近くにある靭帯が頑張って
無理がかからないように引っ張り返してくれます。
でもそれでも補正できなければ、
筋肉を使って強制的に引っ張って補正するようになります。
骨というのは、
無理なチカラ=重力の受け方が悪いと変形してしまう、、、
逆に言えば、
無理のかからないでシンプルに重力をまっすぐ受けられれば、→重力のいい受け方
骨の位置や骨の形自体もいい方に変形してまっすぐに変わっていきとも言えます!!
骨はエネルギーの受け方に対応して柔軟に変わろうとします。
そして、
無理なものを無理やり引っ張りって補正していた筋肉が
お尻を大きくして太ももを太くしていたのだから、
その役割を必要なくしてあげれば、自然と下半身の筋肉のつき方も
ガラッと変わってくものです。
筋肉は風邪で3日も寝込めば、それだけで無くなってしまいますよね。
身体の中でその必要がないものは、思っている以上に速やかに
リモデリング(作り替え)が行われて更新されていきます。
だから、下半身のカタチを気にしている方は
その場所だけに目と気を取られすぎずに、
重力をまっすぐに受けるように意識して変えてみてください!
簡単な立ち方のポイントを紹介します。
①内くるぶしの真下に自分の体重がかかるように立ちます。
→内くるぶしを作る脛骨という骨しか膝に繋がっていないのでこの骨の真上にしか身体を預けることができない。
→内くるぶしで重さを受けることで土踏まず(クッション)が使われて、足の骨が自然と動くようになる。
→爪先の上には骨がないので、爪先で立つには骨を使えず、筋肉で立つことになる。
②①を維持した状態で、お尻の一番後ろに出っ張たところを踵(かかと)のラインに合わせます。
→内くるぶしに合わせた状態でお尻を踵に合わせることで、骨盤が前傾しずらく骨盤が立った状態で足の真上に載せられるようになる。
→お尻を踵のラインにまで前に出そうとするときに、おへその位置をなるべく動かさないようにする。こうすることでより骨盤自体が立ってくる。
上の感覚が掴めたら、この立ち方を歩き方に取り込みましょう!!
「歩く」という動作が→足を前に着いて、足を前に進めていくというイメージ
が強いかもしれませんが、これでは足の筋肉で歩くことになります。
なので、
足を着地するときに既に立つ感覚ができるようにしてみてください。
イメージとしては
→お尻の真下に足を置いていくように着地する
→着地した踵・内くるぶしの真上に素早くお尻を乗せる
こんな感じです。
今までと比べてみると随分お尻を前に出していかないと
できないと思いますが、こうすることで身体ごと安定したカタチで運ぶことができます。
感覚的なレベルで
”今まで必要だった”ものが必要無くなったら、
筋肉のつき方や骨の捻れやカタチは自然と変わってきます。
X脚、O脚、外反母趾、甲高、足首の捻れも
自力で変えていける可能性はたくさんあります!!
以前にもいろいろなコラムで歩き方を取り上げています。
是非、関連コラムも参考にしてみてくださいね!!