基礎代謝を上げるには?

【基礎代謝】よく聞く言葉です。今回のテーマは【基礎代謝】です。

 

【基礎代謝】とは何でしょうか?

 

wikiで調べてみると

基礎代謝(きそたいしゃ)とは、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動で必要なエネルギーのこと。

相当するエネルギー量(熱量)は、成長期が終了して代謝が安定した一般成人で、一日に女性で約1,200、男性で約1,500キロカロリー(kcal)とされている。

消費量は骨格筋、肝臓、脳が半分以上を占める。』

とあります。

 

基礎代謝を高めるには筋肉の量を増やすという考え方があります。

 

特に筋トレで筋肉の量を増やすという方法はどうでしょうか?

 

筋肉の量を増大させるので、代謝量が上がります。

 

ダイエットのために筋トレや運動によって代謝を上げるということもよく行なわれています。

 

この一番の問題は、

代謝を上げるためには常に筋トレを必要とするようになる

ということです。

 

もう一度、基礎代謝の意味を見直してみます。

 

『何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動で必要なエネルギー』

 

つまり、生きているだけで必要となる活動の質を上げることが基礎代謝を上げることになります。

 

この活動は、呼吸・消化・心臓の動き・体温調節・姿勢維持などの無意識の領域で行なわれる活動です。

 

皆さん【筋トレ】が筋肉を対象にしたトレーニングであることは知っていると思います。

 

馬鹿にするな!!と言われるかもしれません。

 

実は、呼吸・消化・心臓の動き・体温調節・姿勢維持などの無意識な活動も【内臓筋の運動】です。

心臓の動きなどはとても分かりやすいですが、『生』を受けてから『死』を迎えるまで、絶え間なく心臓の筋肉は緊張と弛緩を繰り返します。

 

無意識の領域の【筋肉の運動】をしっかり行なうことで基礎代謝はあがってきます。

 

筋肉の運動の質は【緊張⇄弛緩の幅】に現れます。

 

筋肉は緊張して【縮む】仕事をしますが、そのためには【弛む】ことが必要になります。

 

代謝すると熱が出ます。

 

この代謝熱が体温として観測されるものです。

 

実は、代謝熱は細胞間で貸し借りが出来ないものです。

つまり60兆の細胞がそれぞれ自分で代謝して温度を作り出す必要があります。

身体の細胞の中で、代謝する力が低下している場所は、

冷たくなります。

脂肪がつきます。

 

緊張に傾くと硬くなります。

使えなくなると退化します。

 

こんな場所、身体に思いあたりませんか?

こんな状態が長く続くと、その場所から病気や不調が出てきます。

 

ところで、上の方で【筋トレ】に触れましたが、

私は筋トレが良くないと言いたいのではありません。

 

筋トレが必要な筋肉は

そもそも日常の生活の中で使えなくなっているのでは?

筋トレした筋肉を無意識の身体の動きの中に活かせていますか?

ということを考えることで飛躍的に有用性が高くなります。

 

基礎代謝が高い身体というのは、外から触れられる筋肉や皮膚、内臓まで含めて

全ての組織に柔軟性があって柔らかくて、動きの【幅】がある身体です。

 

生まれたての新生児の正常体温は、36.7~37.5℃と言われています。

 

大人より高めです。

全身に柔軟性があります。

 

基礎代謝が高い証拠です。

【基礎代謝】を上げるには、どうすればいいのか?

 

ポイントになるのは

・動きの幅をつくる=緊張⇄弛緩

特に筋肉は縮む方に使われやすいので弛緩、緩めることが大事。

 

・代謝熱(体温)は貸し借りできない・それぞれが代謝を行なう

内臓を中心にした血液循環などの全身への繋がりをしっかりしていく。

 

基礎代謝を上げるための”運動”ができるようにしたいですね。

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