いよいよ桜が開き、空の青が濃くなってきて
春の空気を体感できる季節になっていきましたね!
今年は埼玉の幸手・権現堂にお邪魔してこようと画策中です♪♪笑
さて今回のテーマは
『健康を簡単にあきらめちゃ、もったいない!』です。
「歳だから…」
「もともとの自分の力はこんなものだから…」
というフレーズとともに現状の不調や辛さに耐えている方がとても多いなあ…
と改めて感じています。
私自身が、身体の不調でなんのやる気も持てずに同じように生きていたので
よーーくわかるんです。
でも、とてももったいない!!
身体の本質に気付くと、不思議と身体は元気が出てきます。
東洋医学では、身体は「気」の流れによってできていると観ます。
そしてその「気」は
「先天の気」→人が生まれながらに親から受け継いだ気。
「後天の気」→人がその生命活動の中から自ら作り出していく気。
の二つに分類されています。
今の世の中では、「後天の気」に対する考え方がとても希薄に感じますが、
自分の生命活動によって身体を作る「気・エネルギー」は作っていくことができます。
実は、いわゆる”症状”として私たちが捉えるもののほとんどは、
この身体の生命活動の質が悪くなることで、
自分で引き起こしてしまっていることがとても多いと感じます。
猫背などの姿勢も、腰や肩の痛みも
そもそもそれ自体が問題ではなくて、こんな質がその土台に横たわっているんです。
だからこそ、
自分の身体でちゃんと「気・エネルギー」
をつくって利用していくことができたら、身体は今より”勝手に”元気になっていきます。
ところで今は、”人間らしい”便利な生活スタイルや便利な薬・グッズ、
美味しいものが巷に溢れていますよね。
これはこれで人間の文化であり、特徴なのですが、
やっぱり
健康を保って元気に生きていくために、どっちが本質的か??
と考えた場合には、
自分の生命活動の質、
つまり「後天の気」を自分で作り出しているかどうかが大事とても大事。
「後天の気」を作り出す生命活動は、
地球のエネルギーをしっかり身体に受け入れて”生きる”という質です。
私たちは自分の力で身体を動かして健康を維持していると考えがちですが、
実は、自分の力なんて些細なものです。
具体的には、
地球の重力エネルギーをしっかり背骨で受け入れる
→重力エネルギーをちゃんと受け入れると背中が伸びて姿勢が良くなります。
→骨盤に重力エネルギーがかかって、歪みが取れて体幹が使えるようになります。
→内臓が重力エネルギーを余計に受けなくなって下に下がってこなくなります。
食事・呼吸も地球のエネルギーを身体に取り込む作業
→カロリーや栄養を数値だけを頼りにコントロールしない。
→食べたものがきちんと吸収されて身になっているか?いらないものは捨てているか?
→無理なエネルギー摂取は身体を不調にします。
同じような概念として「宿命」と「運命」があります。
→「宿命」とは「自分に宿る命」という意味で変えることができない
→「運命」とは「自分で運ぶことができる命」ということで自分で高めていくことができる
という違いがあるそうです。
宿命は誰にも変えられないですが、運命にフォーカスすれば、
自分の捉え方一つで思っているより自分を変えていくことができるんですね。
「歳だから…」
「もともとの自分の力はこんなものだから…」
こんなことを感じて今不調や辛さに悩んでいるとしても
少し自分の力で見直していくと変わっていく力が出てきます。
私たちの身体は生きている以上は
身体を適正なレベルに保とうという機能(ホメオスタシス)と、
常に最新状態に身体を作り変えていこうという機能(リモデリング)
を繰り返して生きようとしています。
この力がしっかり出てくるようになれば身体は今あなたが思っているより
随分と元気レベル、健康レベルがあがるはずです。
私も自分の身体でそれを感じたからこそこんなコラムを書いています。
「後天の気」→人が生命活動の中から自ら作り出していく気が充実してくると、
あなたが思っている以上に身体には力があるものです。