むくみと食べもの⑦

【血液・体液が循環する仕組みを見直す】

①身体全体から循環を変える→呼吸器・腸管の活性化を図る

②足からの体液の帰りを変える→足首の動きを健全化する

 

【物質の量をコントロールする】

①食べ物の量を減らす。特に身体を冷やす物質(冷たいもの・糖質・水分)を制限する

②老廃物の運び出しができるように体液の循環を改善していく

 

今回は食べ物の量を減らすということについてです。

食べ物の量を減らすと一番変化するのは【身体に入ってくる物質・エネルギーが減る】ということです。

ということは…身体の中の物質・エネルギー量が減るので、身体の余計な物質やエネルギーを溶かし込むための水分の必要がなくなります。

ということは…必要のない水分は、身体から排出されていきます!!

ということはむくみの解消に繋がりやすいということです。

 

冷たいものが欲しくなる人は、身体の中に余計な熱が発散されずに籠っていると考えられます。

熱が籠るのは血液循環が滞っているか、老廃物が溜まって炎症が起きていることが多い場合の特徴です。

冷たいものは【一時的に】籠った熱の緩和の助けになりますが、冷たいものに直面する腸管・消化器の温度を下げるので根本的な代謝の低下を起こします。

冷たいものを取るというのは欲求としては非常に起こりやすいですが、場当たり的な対処法です。

正攻法としては、血液循環を高めて、老廃物を抜くことです。

 

糖質というキーワードは最近よく取り上げられます。

【糖】体質がどういうものかシンプルに理解すると糖質とのつきあい方が分かりやすいと思います。

糖体質というのを【糖質をエネルギー源として活用しやすい身体】と理解してみます。

細胞の代謝様式は二段階になっています。

第一段階【解糖系】→特徴:酸素を使わない・エネルギー量は少ない・乳酸(老廃物)が出る

  ↓

第二段階【TCA回路・電子伝達系】→特徴:酸素を使う・大量のエネルギーを得る・クリーン

 

糖体質に特徴は第一段階の解糖系が代謝のメインになっているということ。

特徴から考えると

①酸素を使わない→呼吸が必要ない→呼吸が浅くなる

②エネルギー量が少ない→多くの糖質を使って効率の悪い代謝を行う

③乳酸(老廃物)がでる→疲れやすくて、細胞や血液が汚れやすい

この体質は緊張状態・自律神経としては交感神経が優位に立っている時になりやすいです。

対人関係やストレス、頭脳労働などの現在の社会生活の中で当てはまると思います。

糖質が欲しくなるのは、糖体質だから。

でも、糖質依存は、知らぬ間に呼吸が浅くなって、代謝効率が悪くなって、疲れやすくて細胞や血液が汚れやすくなります。

これって怖いですね。

さらに加えると、身体は【つま先優位】になって、【頭熱足寒】になって、頭が必要以上に働きやすくなります。

糖質が欲しくなる体質の裏にはこんな要素が付いて回ります。

 

まずはそんなもんかと素直に受け取ってみてください!!

むくみにはもちろん、緊張性の糖体質が現在の元気のない社会の大きな要因の一つと思っています。

 

冷たいもの・糖質から脱却することで

【血液循環が良くなる】【老廃物が抜ける】【老廃物が出来なくなる】【呼吸が深くなる】【疲れにくくなる】【リラックスしやすくなる】【冷え性が改善する】

多くのメリットがあります。

 

むくむ方は是非食べ物の量と質をシンプルに考えて、生かしてみてください。

つま先優位などの姿勢にも知らぬ間に影響している食べ物の怖さ、逆を返せばありがたさについて少し考えてみてもらえるとありがたく思います。

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